石巻で、鉄道が持つノスタルジーな魅力を体感できる3日間!
今年は日本に鉄道が登場してから150周年
そして石巻の地に鉄道が来てから110年という節目の年です。
そんな年に、地域の皆様に鉄道に関して興味を持っていただくために、
鉄道が持つノスタルジーな魅力を体感できるようなイベントを数多くご用意しています。
10月の3連休は石巻で鉄道の魅力を再発見してみませんか?
EVENT
石巻まちなかさんぽ!開催概要
硬券きっぷラリー
開催日10/8~10 10時~16時
参加店舗:IRORI石巻/石巻ニューゼ
/網地島ライン/キネマティカ/キムラふとん店
参加料金:500円
きっぷを作ろう!活版印刷体験
開催日10/8.10
開催時間 10時~16時(機器メンテナンス中は除く)
参加料金:1回500円 IRORI石巻にて
いしのまき 鉄道トークショー
開催日10/9 IRORI石巻にて
参加料金 無料
各回定員20名(当日先着順にて受付致します)
いしのまき同人誌まつり
開催日10/9 10時~17時
入場料金:100円
かわまち交流センター2階サロンスペースにて
鉄道トークショープログラム
11:00【鉄道で災害救助ができる未来への提言】
登壇者:西村 博章先生(救急救助と公共交通の研究会 会長)
現在、日本において「鉄道を災害救助に利用する」という制度はなく、車両や設備もありません。しかし海外のいくつかの国においては「消防列車」や線路を走行できる「軌陸車の消防車」が存在し、かつ採用国も少しづつ増えています。そして鉄道事故対応についても日本には大規模な施設、実践的な訓練は少ない状態で「鉄道車両でけが人を運ぶ訓練」の実績もないと思われます。この度は、消防と救急医療および災害救助、鉄道という異なる2つの分野を結ぶ取り組みをしている国内でも珍しい専門家の演者が鉄道が災害救助に利用される未来を願い、災害の経験がある石巻から具体的な提言をさせていただきます。
13:00【きっぷを集めよう-硬券の部-】
登壇者:小松 重次先生(鉄道友の会会員)
きっぷ収集でも現在はなじみの少ない硬券に絞って、鉄道開業時から使われている大きさとその概要、収集のヒントなどを説明します。仙石線の入場券や乗車券をご覧いただきます。
14:00【鉄道150年と「時間」の変化】
登壇者:枝久保 達也先生(鉄道ジャーナリスト・都市交通史研究家)
鉄道開業から150年間で、鉄道と時間の関係、そして日本人の時間意識はどのように変わっていったのかを辿る。
15:00【マルスシステムの歴史-マルス105 稼動50周年に寄せて―】
登壇者:進藤 翔太 先生
JRのみどりの窓口を支える座席予約システム「マルス」。高度経済成長期に誕生をし、現在は第5世代にあたるマルス505が運用されている。今年は「ニューマルス」と謳われた第3世代マルス105の稼働から50周年の節目の年。みどりの窓口の減少、チケットレス化・・・「きっぷ」をとりまく環境が大きく変わろうとしている現在、国鉄が50年前に夢見たことは実現したのだろうか?マルスの歴史を紐解きながら、紹介していきたい。
16:00【姿とカタチを変える旅客営業制度・各社web予約とチケットレス施策】
登壇者:佐野 豊 先生(交通法規研究会代表)
鉄道150年。鉄道営業のあゆみは、そのまま旅客営業の歴史とリンクします。今回は、窓口から券売機へ、そして紙からチケットレスへ移行しつつある営業施策の現状を解説します。